どーも、梨男です!
今日もスタンプ!・・・の話ではなく、梨の袋かけについてです(´-ω-`)
ちょうど、5月から6月にかけて始まるのが梨の袋かけです。
この袋かけ・・・
大変な作業なんです( ˘•ω•˘ )
びぃやぁぁ~っと、農薬散布せず、一つ一つ手作業でやるんです!
では、なんでそんな大変な作業をするのか?
それには、とっても深い理由と、梨農家さんの努力と梨「愛」が大きく関係しておるのです!( ;∀;)
まず、袋かけの意味としては、二つあります。
①傷がつかないようにする
②病気にならないようにする
①の傷がつかないようにするのは、虫や鳥から守るだったり、枝でこすれたりして傷がつかないようにするためなんですね!
(´・ω・`)虫よ、立ちされい!
②の病気にならないようにするというのは、水がついたりして腐ったり、菌がつかないようにするためなんです!
(´・ω・`)菌よ、吹き飛べい!
ようするに、袋かけとは、梨の予防接種のような感じですかな(´-ω-`)デュフフ♪
そして、二十世紀梨にとっては、「キズがつかないように」と「病気にかからないように」というのが非常に大切なんです!(`・ω・´)ふむ!
もともと、二十世紀梨は、千葉県松戸市で発見され、それが鳥取に持ち込まれて今にいたるわけですが、実は他の県も特産品にするべく、持ち込まれていたんです。
しかし、僕たち二十世紀梨には、ある致命的な弱点があったんです!
それが、二十世紀梨の天敵「黒斑病」です(;゚Д゚)ヒィー!
二十世紀梨は黒斑病にめっちゃ弱いんですな!
黒斑病はカビの一種で、黒い斑点ができて、中から腐って破裂した感じに実が割れて、
最後は・・・_(:3 」∠)_ポックリ
他の県では、栽培をあきらめられた二十世紀梨・・・しかーし!鳥取県の梨農家さんはあきらめなかった!
戦後の紙不足のなか、自分たちで袋かけ用の袋つくっちゃおうぜ!と専用の工場も作って、二十世紀の栽培を続けてくれたんです!
その結果、今の二十世紀梨大国と成りえたんです!(`・ω・´)ゞキリッ!
そして、二十世紀梨のもう一つの特徴、それが・・・
肌がきれい!
まぁ、僕と梨子を見てもらえばわかると思いますが・・・
ね、テュルンテュルン♪(´-ω-`)デュフフ♪
二十世紀梨は、まん丸で肌がスベスベでテュルンテュルン!
あれは何故かというと、病気に強い梨は、キズが付かないように一回の袋かけでいいんですが、二十世紀梨は、病気にかからないように幼少(幼果)のころに小袋かけ、そしてもう少し大きくなってからさらにもう一回、大袋かけの二回もかけるんです!
この二回の袋かけのおかげで、日光を適度に遮断することによりお肌がきれいに保たれるんですな!
実になるまでほとんど世の中を知らないということ!
ようするに・・・スレてないんです♪
さしずめ梨子は、「箱入り娘」
僕はというと、「年期の入った引きこもり」というわけです!(´-ω-`)デュフフ♪
ゆえに僕たち二十世紀梨は、贈答用に贈られることが多いんですね!
お肌がキレイというのも、二十世紀梨の大事な特徴なんです。
近年は、黒斑病に耐性のある「ゴールド二十世紀」もあり、一回の袋かけでも大丈夫になってきていますが、やはり見た目が今までの二十世紀におとってしまうという問題もあったり・・・むずかしいなぁ
と、まぁ簡単ではありますが、袋かけにもそんな梨農家さんの努力と愛情がぎっしりつまっておるわけです!
気候があっていたというのはありますが、他の県では成しえなかったことを成しとげてくださった先人の梨農家さんたちのおかげで今日の二十世紀梨大国、鳥取があるわけで、「二十世紀梨が特産品である」ということは、鳥取県民にとって誇りであるのです!
(`・ω・´)どぅーゆーあんだーすたん?
かなり熱弁しちゃいましたが、ほとんどおじいさんからの聞いた内容っていう・・・
間違ってたらコメント欄でおしえてくださいね(; ・`д・´)
ご清聴ありがとうございました!
それでは、また明日(´-ω-`)デュフフ♪